マナーが大切なサッカー

サッカーボール

世界のサッカーでマナーとされているのは、試合中に相手チームに負傷者が出た場合、状況によってはボールをピッチから出してあげることです。特に頭など重要な箇所を怪我した場合、早急に手当てを受けなければ重症化してしまう恐れがあります。そんな時は攻撃を一旦中断し、ボールを外に出すことがサッカー界のマナーとされています。

そして試合が再開した時、試合を中断してもらった側は礼儀として相手チーム側へスローインでボールを返します。これはルールで決められたものではないので、もちろんそのまま自分たちのボールにして攻撃を開始しても問題ありませんが、世界ではマナー違反とされる行為であり、紳士的ではないと批判されます。

サッカーは戦争だという言葉もあるように、両チームがエキサイトしやすいスポーツでもありますが、一方で相手チームに対して一定の配慮の心を持ってプレーすることも大事な要素となります。それらが守られているからこそ、サッカーは世界で最も人気のあるスポーツに君臨しているのです。