Jリーグとマンチェスター・ユナイテッド 平均年俸の差

サッカーにおける日本と海外、とくに欧米との一番の違いはお金の額です。簡単に言ってしまいますとJリーグの平均年棒が約2千万円なのに対して欧米では軽く億を超えています。そのお金の差が選手の移籍に影響を与えるのも当然です。

Jリーグの平均年棒 約2千万円

マンチェスター・ユナイテッドの平均年俸 約7億8千万

例えば、世界の人気トップクラブであるプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの平均年俸は約7億8千万です。

2位のバルセロナはスペインのクラブですが同じくらいの平均年俸になっています。

日本人の感覚ですと選手がお金で移籍するのはなんとなくさみしい気持ちもしないではありませんが、年俸の違いが選手のモチベーションを上げるのは悪いことではありませんし、当然の話です。

そもそも日本とヨーロッパのサッカー界でこれだけ報酬が違うのは市場規模の大きさが違うからです。サッカーをビジネスの側面で考えるとき、市場規模が大きいことは決して悪いことではありません。サッカーが盛り上がるためにはビジネスの側面を大切にすることは重要です。どんなに素晴らしい競技だとしてもビジネスとしての裏打ちがなければサッカーが盛り上がることがないからです。

ブックメーカーとスポーツくじtotoの売り上げも大きな差があります。

市場規模が大きいことが技術のレベルを上げ、それがモチベーションとなり、さらにレベルが上がるのは、Jリーグが誕生してからの日本サッカー界が教えてくれています。